- 人生に絶望をして後悔している
- ここから人生を巻き返したい
こういった疑問に答えます。
- 人生とはなにか？
- よい人生を歩むには？
✔︎本記事の内容
この記事を書いているわたしは、中国語学習歴が13年、中国バラエティ視聴歴が10年ほど。
こういったわたしが、中国のバラエティ番組『做家务的男人(Mr.Housework)』を見て、「シンプルながらも本質的な幸せ」を解説していきます。
まず『做家务的男人』が制作されたきっかけを説明します。
2018年以降、観察形式のバラエティ番組が急増するなか、多くの作品が市場に供給される一方で、内容の同質化や視聴者の美的疲労といった課題に直面しています。『做家务的男人』は、日常生活に根ざした内容で、家事を通して現代の家庭の問題や価値観を浮き彫りにし、80年代、90年代生まれの家族の価値観や調和のとれた暮らしを探求することを目的としています。この番組は、家事をテーマにしたもっとも生活に近い形で、新しい家庭のあり方を提唱し、視聴者に家庭の責任や生活の知恵を共有しています。
『做家务的男人』は、日常生活を舞台にしながら、外部ロケで家族愛、愛情、友情という3つのテーマに沿って展開されます。外部ロケとスタジオでの観察を組み合わせ、3組のゲストの関係性を深く掘り下げ、男性が家事をすることに対する男女の異なる視点や意見を探ります。
番組の特徴は、スタイルが異なる3組の家庭を観察し、現代の家庭におけるさまざまな家事の実態を反映しています。スタジオの観察者たちは、第三者の視点から家庭の親密な関係を分析し、家事に対する多角的な考え方を視聴者に提供しています。家事をテーマに、家族愛、愛情、友情など、中国式の家庭関係をユニークな視点から描き出すことに成功しています。
▪️1.人生とはなにか？
その①運と努力のバランス
人生では運の要素が大きく影響します。運が訪れたときに備えて、努力を続けることが大切です。成功は運と努力の組み合わせによって、達成されるという認識が含まれます。努力は必ずしも報われるとは限りません。
しかし、努力すること自体が重要です。それが人生を豊かにします。人生には偶然が大きく影響することもあります。それと同時に、過去の選択や努力が、現在の状況を作り出しています。
その②後悔しない選択
わたしたちは毎日、さまざまな選択を迫られます。そのひとつひとつの選択が、人生の奇跡を決定します。過去に戻ってやり直したいという願望は無意味です。選んだ道がどうであれ、その結果が現在の自分を形成しているという価値観を持ちましょう。過去の選択に後悔しないでください。未来に向けて前進する姿勢が重視されます。
人生は数々の選択の連続です。その結果に対して、わたしたちは責任を持たなければなりません。その責任は自分にあります。人生は自分自身の力で切り開くものです。他者に頼らず自分の努力と運によって進んでいくものなのです。たとえ親や周辺のサポートがあったとしても、最終的には自分で道を歩むことが求められます。
その③摩擦と成長
人間関係や人生において摩擦や衝突は避けられないものです。それは親密さや成長につながります。困難を経験することで、より深い人間関係や自己成長が生まれます。人との出会いや別れは、わたしたちの人生に大きな影響を与えます。
素晴らしいパートナーに出会うことは、自分をより良い存在へと変える重要な要素です。そして、人生における成功や幸福を支えるものです。さまざまな経験を通して、わたしたちは成長します。人間としての深みも増していきます。
▪️2.いま人生に絶望をして後悔していても問題ない理由
結論として、問題ありません。なぜなら、多くの人が人生に同じような悩みを抱えているからです。わたし自身も、この問題に直面したとき、この番組を見て人生に対する考え方を改善しました。
人生がうまく進まない理由は、他人と同じ行動を取ろうとするからです。両親や友人、同僚、パートナーに合わせて彼らと同じことをするから行き詰まってしまうのです。わたしもそうでした。
彼らがそうしているから自分もそうしなくちゃいけないと思い込み、無理やりやりたくないことをやり好きでも得意でもないことをやったことがあります。当然ですが、苦しみでしかありません。精神的にも病んでしまいました。
しかし、過去にヒントがありました。自分が自分らしく生き生きとして人生を歩んでいる瞬間はどんなときでしたか？それを思い返すと、わたしは他人に左右されず自分で選択した留学生活でした。責任を持って一人でその時期をまっとうしたときに、成長を感じました。
それをいまの人生に転換するようにしたのです。すると、歯車の止まりかけた人生が少しずつ回り始めたのです。
ここまで読んだ方は、もしかすると「変えられない可能性もあるのでは？」と思うかもしれません。昔のわたしもそう思っていました。しかし、問題ありません。わたしも苦労しましたが、習慣にして慣れてしまえば、徐々に対応できるようになります。
重要なのは、人生に対するマインドセットを変えることです。
なので繰り返しですが、いま人生に絶望をして後悔していても問題ありません。
▪️3.よい人生を歩むためには？
その①今を生きる
未来のことをあれこれ考えるよりも、目の前にあることに集中し、今を精一杯生きることが大切です。理想はあってもいいですが、意味はなしません。ただ一歩一歩進んでいくしかないのです。どれだけ努力をしても、最後には報われないことがあります。
もちろん努力を尽くすべきですが、期待は抱かないほうがいいでしょう。目の前にあることに対して、ただ一生懸命やってください。結果はどうなるかわかりませんが、とにかくやっていくことで運が味方につくようになります。そのチャンスはほんの一握りです。
その②変化を楽しむ
人生は常に変化します。変化を恐れずに新しいことに挑戦してみましょう。とくに出会いと別れは大切です。人との出会いや別れを通して、わたしたちは自分自身を深く理解し、成長していきます。
また、喜びと悲しみを繰り返します。人生には喜びだけでなく、悲しみや苦しみも伴います。その経験がわたしたちの人生をよりよい方向へ導きます。だから、変化を恐れないでください。常に変化するこの世界を楽しんでください。
その③自分自身を大切にする
他人の評価にとらわれず、自分自身を大切にし、自信を持って生きていきましょう。わたしたちひとりひとりは、唯一無二の存在です。わたしたちの人生は、他人と決して同じではありません。
人生において、他人の評価や意見にとらわれすぎることは不健全です。たとえ100の褒め言葉があったとしても、1の悪口があるとそれしか目に入らなくなってしまいます。それは自分を苦しめるだけです。その悪口に反論したくなるかもしれません。しかし、それはやめるべきです。なぜなら、人には置かれた地位や認識が異なるからです。だから、それに対抗する必要はありません。
他人からの承認ではなく、自分自身を認めてあげてください。他人に自分を証明する必要はないのです。他人の評価に振り回されず、自分自身を肯定することが大切です。
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