幸せな人生を送るために自分からみんなに計画を提案しよう

花儿与少年第1季第7期(Divas hit the road Season Ⅰ)

【ルール】

・ガイド当番制
・3回目のガイドは張凱麗、4回目のガイドは鄭佩佩
・レアルマドリードVSアルメニアのサッカー観戦チケットとユニフォーム&グッズを番組制作陣から出演者へ特別にプレゼント
・スペイン大使館から特別に3点のプレゼント
1高速鉄道のチケット
2四日分のホテル代免除
3カディスでの遊覧船免除

【観光場所】

・サンティアゴベルナベウスタジアム(マドリード)
・セルバンラスの記念碑(マドリード)
・アルカラ門(マドリード)
・マヨール広場(マドリード)
・ソフィア王妃芸術センター(マドリード)

【学べること】
・課題解決
・計画の提案

【意識すべきこと】
選択する
提案する

【差別化】

多くの人は、旅行で計画を立てるとき迷ってしまう。「どこへ行きたい?」「何がしたい?」とみんなに聞いて多数派の意見を取り入れる。そこからスケジュールを組んで調整する。

あなたはどうしますか?

【考えると良いこと】

前提条件
「状況」
毎日の生活費が限られている・未知の土地・自国の言葉が通じない環境
「人」
異なる世代で構成された組織
「獲得したいもの」
ルーティンから脱却した幸せな生活
新しい経験
新しい人間関係の構築
コミュニケーションの重要性

【注目すべき焦点】

1.計画を提案する

計画を提案してください。あなたがまず「わたしはこう思うんだけど、あなたはどう思う?」と提案するようにしましょう。

自己の意見や考えを表明することは、自己効力感を高められます。自分の行動が結果に影響を与えるという信念を高めることが出来るようになります。これは自尊心や達成感を促進し、幸福感に繋がります。自分の考えや感情を表現することによって、自己実現や自己認識が促進されます。

また、他人との対話を通じて意見を交換することは社会的なつながりを深め、人間関係の質を向上させます。良好な人間関係は幸福感をもたらします。他人との意見交換は相互理解を深め、寛容さや協調性を育てます。これらは社会的なつながりを強化することにつながります。

さらに、新しい視点や意見を受け入れることで認知的柔軟性が養われます。これによりストレスへの対処能力が向上し、幸福感が高まります。自分の考えを提案することは、創造的な問題解決の機会を提供します。問題解決能力は日常生活において重要な役割を果たし、自己効力感を高めます。

では、これを日常生活に転用するならどう活用することができるでしょうか。その事例を一つ示してみます。例えば、友人関係の強化ができます。友人との対話を通じて、お互いの理解を深め、より充実した関係を築くことができます。自分の考えや感情を表現すると同時に、他者の新しい視点や意見を受け入れることで、良質な人間関係を構築することができ幸福感が得られるでしょう。

読者のみなさんのなかに、旅行で計画を立てるとき、迷うことはないでしょうか?どこに行ったらいいのか、何を食べたらいいのか、交通機関のチケットや観光地の入場券はどこでどう買ったらいいのか。このような決定事項にたいして、多少なりとも不安になることはあると思います。このとき、あなたがガイド役として計画書をつくらなければならないとしたら、いったいどうやって完成させるでしょうか?

おそらく多くの人はまず第一声に「どこへ行きたい?」「何がしたい?」とみんなに聞くのではないかと思います。最初にみんなの案を集計して多数派の意見を探り、そこからスケジュールを組んで調整していくやり方です。考えてみるとこのやり方は一般的な方法である気がします。例えば学生時代の修学旅行の判別行動のとき、このように決めていました。

実はこれ、他人を気遣っているように見えて、思考停止に陥り人任せになっている状態なのです。他人の考えにただただ乗っかって、依存しているに過ぎません。

自分の考えなしに相手の考えだけを聞いて決断するのは、相手の主張に依存してしまっているということになります。一見すると相手の立場に立って物事を考えているように思えますが、実は相手の立場に立てていないです。したがって、この人任せによって得られる提案を避けて、まずは自ら提案して自分のポジションをとることを意識してみましょう。自分の考えを主張して初めて相手の立場に立てます。自分の考えと相手の考えのギャップはどんなところにあるか、それが何であるかを考えましょう。そうすることで、ようやく相手の立場に立てます。

自分がガイド役に抜擢されたら、まずガイドブックを見て自分が行きたいところにチェックマークを付けてください。自ら率先していくつかの候補を挙げましょう。そしてみんなに「私はここに行きたいけどどう思う?」「私はこうしたいんだけどみんなはどうかな?」と提案してください。

たしかに第一声に「みんなはどこへ行きたい?」「みんなは何がしたい?」を聞く人は、いい人に見えるし感じるかもしれません。あたかも自分の意見よりも相手の意見のほうが大切だから、まず相手を尊重し優先しようと思ってそう行動しているように見えます。そのあとに自分の意見も主張して、意見をすり合わせていきます。

そういう人はもしかしたら、自分がみんなにとっていい人でいたいのかもしれません。みんなに嫌われたくないから、そういう行動を取ってしまうのが普通かもしれません。しかし、そう思うのはもうやめましょう。

あなたが最初にやらなければならないことは、まず「わたしはこう思うんだけど、あなたはどう思う?」と提案することです。そうしたほうがいいです。なぜなら、そのほうが魅力的だからです。あなたが自ら提案すると、あなたの周りの人はきっと喜んでくれることでしょう。

それはまず一つに、計画を立てるのは大変だからです。時間はかかるし複雑な作業だし頭を使うからです。例えば男女7人で海外旅行へ行くとすると、そのうち5人は計画を立てるのが面倒くさいと思っています。ちゃんと面倒くさがらずに計画を立てられるのはせいぜい2人くらいです。その場合、この5人はあなたに計画を立ててほしいと願っています。

提案するということは、案を提出することです。案を出すということは、頭を使ってそれなりに考えなければなりません。頭を使うということは、大きなエネルギーを必要とします。旅行で案を出すということは、それほど大変なことなのです。

何時に起きて、身支度を完了させて出発するか。どこで朝ご飯を食べて、午前中はどこへ観光するか。どこでどう入場券を買うか。お昼ご飯はどこで何を食べて、午後は次の観光地へどう向かうか。交通機関を利用するなら、どこでどう何枚どの席を買うべきか。通訳ガイドを使うなら、どこで借りて何台必要なのか。お土産屋さんはどこで買うのがお得なのか。現地ならではのオススメ観光地やレストランはどこにあるのか。例を挙げればキリがありません。

それにはたくさんの課題を乗り越えないといけません。予算の問題、各個人の習慣や食生活など、それぞれが違います。それらについても、情報を収集する必要があります。

このように、計画を立てるのが面倒くさい人たちは1つや2つは行きたいところや食べたいものはあるけれども、ほかのことは任せたいと思っているはずです。それは上記で説明した通りですが、計画するのにエネルギーを使いたくないからです。その場の雰囲気で楽しみたいと思っている人すらいます。そうだとしたら、あなたが自ら提案して意見を主張したら、きっと感謝されるでしょう。

二つ目に、論理的思考力が鍛えられるからです。なんでその観光地に行ったほうがいいのか、なんでそれを食べたほうがいいのかを説明する必要があるからです。

人間は結構わがままなもので、自分は提案しないにもかかわらず理由を求めてきたり拒否したりします。例えばスペイン旅行へ行きこちらが「サグラダファミリアに行きたいんだけどどう思う?」と提案したとします。すると「なんでそこに行きたいの?」「そこにはいったい私たちが行って何か得することはあるの?」と尋ねてきます。

人間は理由があれば納得する生き物です。「そこにはこういう歴史があって、こういう文化があって、スペインに来たら絶対に行きたいと思っていたんだ!ここから20分くらい歩けばいけるし意外と近いんだよね」と言えれば、「よし、わかった。そこに行こう!」と納得してくれるもんです。

これがもし「いや、なんとなく行きたいんだよ。特に理由はないんだけどさ。聞くところによるとどうやら電車で2時間かかるらしいんだ。せっかく来たからには行こうよ!」と言っても、あまり魅力的には聞こえませんよね。かえって「なんとなくって何だよ!」「電車で2時間もかかるのかよ、疲れるなあ」と周りからひんしゅくを買うでしょう。これではまったく課題を解決することができていませんね。

だから、論理的に物事を説明して、そうしてほうがいい理由を提示します。そうすることで、みんなに納得してもらえる結果を導き出すのです。

最後に、多くの人は責任者になりたくないからです。そう、責任を取りたくないのです。提案するということは責任を取ることになりかねません。自ら論理的に提案しないといけないのですから、そのぶん責任が付きまといます。こうした場合、周りの人は「この提案を受け入れるからわれわれを楽しませてくれよな」と思っています。

たくさん歩いて疲れるのは嫌だし、なるべくいいもの(いいものの定義はここではおいておきます)や美味しいものを食べたいし、日本ではなかなか体験できないことをしたいし見たいと思っています。そういうときに自分とは考えが相反する人が責任者として出てきた場合、その人に対して不満が出てきます。

この番組ではそれが顕著に表れていました。責任者(ガイド役)へ責める様子が最初のほうに映し出されています。なぜ責任者が責められやすいかというと、責任者ではない人はどんな選択をしようとも責任を取らずに済むからです。責任を取らずに済む人は責任を取って行動しないといけない人の苦しみや大変さがわからないのです。ではその苦しみや大変さを理解するにはどうするべきか。答えは一つしかなく、責任あるポジションにつくしかありません。

結果的に番組が進みガイド役を交代で務めるにつれて、みんなが責任を持つようになりました。計画を提案することは、他者から批判される恐れがあると同時に、他者から認められ理解されることでもあるのです。

【内容】

・ガイド役として計画につまづいたらどうする?
→提案して自分のポジションをとる(ガイドブックを見て目星を付ける→私はここに行きたいけどどう?/私はこうしたいけどどう?)
⇔「どこへ行きたい?/何がしたい?」は他人を気遣っているふりをして人任せになっている
・海外でタクシーに乗ってぼったくられたら?(ぼったくられる原因と解決法)
・タクシー代とホテル代で使える費用(食事・観光など)がなくなったら?
→1日1人100ユーロのルールだが7人で910ユーロのホテルを予約(予算オーバー)
→中華料理屋に頼んでイベントを開く代わりにバイト代を稼ぐ?
→お金が大事(ご飯はどうでもいい派)VS食事一食分(お金を貰うのは図々しいから少しばかりのご飯を頂く派)
・サッカー観戦に行く
→サッカーが文化として根付いている国でサッカーを観戦する
・集合体恐怖症/人ごみ恐怖症(トライボフォピア)どうする?
→郑佩佩:ファンと一緒に観光を提案
 华晨宇:集合体恐怖症、親しくない人が大勢の状況が精神的につらい
→原因:自分は彼らのことを知らない、彼らも自分のことを知らない(しかし)ファンなら自分が苦手なことを理解してくれている
→やってみる、チャレンジしてみる、自分自身を変化させる
・外国で自国のご飯を食べる
→メリット:安心材料になる、食べ慣れた味
 デメリット:異文化を体験し理解する機会を逃す
・財布は携帯禁止でスタッフが没収するのにたまたまバッグの中に入っていた自分のお金は遣ってもいいのか?(番組ルールに反していないか?)
・人に頼むやり方もある
→現地の同胞に観光の計画や案内をしてもらう
・朝から晩まで観光or日中は観光して早めに帰宅し夜は部屋を飾り付けし手料理で夜ご飯を堪能する

【課題解決の例】(番組内より)

・ガイド役として計画につまづいたらどうする?
・海外でタクシーに乗ってぼったくられたら?
・タクシー代とホテル代で使える費用(食事・観光など)がなくなったら?
・集合体恐怖症/人ごみ恐怖症(トライボフォピア)どうする?

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